ネットで購入したダイヤモンドの偽物疑惑

いつものようにメルカリでひとめぼれしたリングを買った。
気に入ったリングがちょうどお値下げされていたので思わずポチってしまったのだ。
2つのルビーを中心にダイヤモンドのエタニティがぐるりと指を一周するデザイン。
ルビーの石色にも素敵で、るんるんで街を歩いていると、


「商業施設の1階の入り口付近に出張鑑定します」の文字が……
思わず吸い込まれていく私です。
のれんの向こうには今風のイケメン風?の20代前半と思しき若者が座っています。
「これなんですけど…(着用していたルビーの指輪を差し出す)
「おっ!これどこで買ったんですか?いくらくらいですか?」
「4~5万くらいで中古で買いました。」
「金も本物だし、3~4万円くらいは出せますよ。」
買ったお金より1万円ほど安い金額だったが、それくらいであれば御の字であろう。
売る気はないが、いざ売るとなってもそこまで値崩れはしないようだ。
そこで、彼はダイヤモンドテスターらしきもので脇石のダイヤをテストし始めた。
「あ、このダイヤ偽物っすね。これ2万でも買えないです。」
「偽物って、ジルコニアですか?モアサナイト?」
「モアサナイトの可能性が高いと思います。」
えええええええ…。
若者の名刺だけもらい、ひとまずその場を後にした。


すぐに電話をしたのは、日独協宝石研究所
中石のルビー及び、脇石のダイヤモンド?の宝石の鑑別をお願いすることにした。
(メルカリの出品者の方には、事情をご説明し、結果が出るまでお待ちいただけることになった)
そして1週間後…


本物!!!脇石30石すべて見ていただたそうですが、ダイヤモンドで間違いないとのこと。
あのやりとりはなんだったのだ…
気持ちのやり場がなく、若者の鑑定士からもらった名刺に電話。
「あのダイヤ、偽物っておっしゃっていましたけど本物でした。それをお伝えしたく…」
「あー本物だったんすね!それってもう売っちゃいましたか?今度そちらに行くタイミングがあるので…」
彼のメンタルは強い。自分の鑑定が間違っている時点で私だったら謝り倒して心が折れるだろう。
「いえ、売るつもりはありません。」
鑑別を経て、自分のもとに帰ってきてくれたジュエリー、いとおしさが増した気がする。

本当はネットで買わず、現物を見て信頼できるお店から買うのが一番なのだと思う。しかし、子育て中の身としてはネットで気軽にジュエリーを購入できるのは大変ありがたいのだ。
このようなごたごたを防ぐために、もう鑑別書付きしか買わないと決意。
そして、少しでも安く買いたたきたい質屋の言うことを信用しない!(御徒町〇〇という店の名前だったので、まんまと信用してしまいました。御徒町へのリスペクトがすごい)

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